正しい計画立てで目標達成に近づくならやってみるしかない。 | 東進ハイスクール 藤沢校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2024年 3月 21日 正しい計画立てで目標達成に近づくならやってみるしかない。

 

バレンタインの日に自作のお菓子を配ろうとして大失敗作を生み出した1年担任助手三井です。

まずクッキーを作ろうとしたのに生地が固まらず木くずみたいになってしまい、お菓子全体の味がいかにも体に悪そうな海外のお菓子のような味がしました。

なので来年度の目標は、「人に食べされられるレベルの食べ物を作る」にしました(笑)

お菓子作りを趣味にして頑張ってみます!

 

 

タイトルからもわかる通り、今日は勉強計画の立て方についてお話をします。

藤沢校に通っている皆さんは普段のチーミで勉強計画の確認をしたりするはずです。

担任の先生との面談の時に見る「合格設計図」も計画を示すものの一つですね。

さてみなさん、こういった勉強計画を上手に活用できているでしょうか?

そもそも計画なんて気にしたことないって人もいるのはないでしょうか。

実は計画立てってメリットばかりなのです!!

 

なんで計画立てするの?

 

まず第一の理由としては計画を正しく立てることで目標までの道筋が見え目標を達成しやすくなります

さらに、いざ勉強を始めようとしても「何から始めればいいのかわからなくて結局何もしなかった」みたいな経験もありませんか?

計画を立てると今やるべきことが明確になって取り組みやすくなります!

勉強のモチベーションも上がりますよ!

そんなメリットだらけの計画立ての方法を一から紹介していきます!

計画立てに自信がある人もない人も今までの計画立てと比較をしながら読んでみてくださいね!

 

紹介する前にまず前提として

①実現不可能な計画は立てない

②今できる勉強量+αの計画立てをする

③それぞれの学習にかかる時間を把握する

この3点が重要となります。

これを踏まえて簡単に計画立ての流れを説明すると

目標の設定

学習量の把握

中期の計画立て

短期の計画立て

です。本来はこの後に振り返りをすることでそれが次回の目標の設定につながりサイクルができます。

それではこのサイクルについて大学受験編で具体的に考えていきましょう!

 

~大学受験の計画立て~

1.目標の設定

 

これは志望校の決定の部分ですね。

これを決めることでどのレベルの学力に届かなければいけないのかがわかります。

 

2.学習量の把握

 

志望校の決定により目標が定まったらそれに到達するための学習量が分かります。

それが先ほども述べた合格設計図ですね。

これは長期の計画立てでもあります。

 

3.中期の計画立て

 

この合格設計図を用いて中期の計画立てをしていきます。

人によっては受講に関しては中期の計画立てについてもすでにされている合格設計図をもらう人もいるかもしれません。

中期はここでは1週間としておきましょう。

例えば1月頭から3月末までにこの講座を修了しましょうと言われたのであれば、単純に計算すれば1か月に3割強分だけ進めればいい話です。

ただそんなに単純な話でしょうか。

2月末に期末テストがあり受講量がいつもより減ってしまう人。

3月に大会がありその練習で勉強時間が大して取れない期間がある人。

みなさんそれぞれ予定があると思うのでそれも考慮しながら計画立てをしなければなりません。

これ以外にも高マス、定期テスト、英検の勉強、苦手分野をつぶすために参考書を始めるなど様々な勉強も同様に考えていき、

1か月、さらにはそれを予定を考慮しながら4つに分けて1週間ごとの予定を立てていきます。

ここまでで1週間にやらなければいけない具体的な勉強量まで考えられました。

ただこの時に注意してほしいのは、先ほど述べた「①実現不可能な計画」になっていないかです。

極端に言えば1週間で受講を100コマ終わらせるなんて不可能ですよね。

勉強の質を落とすことも避けたいので現実的な計画であるかをチェックする必要があります。

そのためにも「③それぞれの学習にかかる時間を把握する」が必要になってくるのです。

さてここまでで中期の勉強計画が立て終わりました。

 

4.短期の計画立て

 

1週間分の勉強量が分かったらここでようやく1日ごとの計画を決めていきます。

この時も自分の予定を考慮しながら現実的な計画を立てます。

ただ注意するのが「②今できる勉強量+αの計画立てをする」ことです。

今のうちから1日15時間ずっと集中して勉強ができている人はいるでしょうか。

もし自信をもって頷けるのであれば良いですがそんなことない人の方が多いでしょう。

まだ皆さんは勉強の量においても質においても成長が必要です。

なので今現在の努力量に満足せずにほんの少しの+αであろうともこの+α分の努力をすることが重要です。

さて、1日ごとの計画立ての際におすすめなのが↓weekly to doリストです。

これは勉強に使える時間をペンで囲みそれぞれの枠の中にやりたい勉強を書き込んでいくというものです。

(もっと詳しく使い方について知りたい人は担任助手に聞いてください!)

これを使うと、勉強に使える時間が可視化でき無理な計画立てを防ぐことができます!

さらには無駄に使っていた時間の分析もやりやすくなるため勉強量を増やすのにもってこいです!

 

こうして勉強計画は立てていくのですが早速実践は出来そうでしょうか?

1日ごとに計画の振り返りや修正を繰り返していくと自立して主体的に学習ができている受験生に1歩ずつ近づいていきます!

では復習もかねて定期テスト編の軽く紹介しましょう!

 

~定期テストの計画立て~

1.目標の設定

 

まずは目標立てでしたね。

この際の目標は「学年〇 位を取る」や「それぞれの科目で平均+10点をとる」などです。

 

2.学習量の把握

 

先ほど立てた目標を達成するためにはこの科目の問題集は3周しよう。など試験本番までに必要な勉強量を計算していきます。

それぞれの勉強にかかる目安の時間も書きだしておくといいですね!

この時に計画立てをあまりしたことがない人は目安の時間を短く設定してしまいがちなので注意が必要です!

 

3.中期の計画立て

 

先ほどと同様に1週間ごとの予定を立てていきます。

例えばこの週は基礎の完成をしたいから1週間で問題集の基礎の部分だけを解く。次の週は応用問題に時間を使う。などなど

それぞれの週ごとの目標に合わせて勉強の内容を決めていきましょう!

 

4.短期の計画立て

 

これも先ほどと同様に1日ごとの計画を立てていきます。

この時もweekly to do リストを用いると良いでしょう!

意外とテスト直前でも受講に費やす時間が見つかるはずですよ??

 

~番外編~

 

長々と計画立ての方法について説明してきましたが、ちょっとここで番外編。

友達と遊びの予定が入っている日って勉強できていますか?

実はこの質問は隙間時間を活用できているかを問われています。

皆さんは頭の中で予定を思い浮かべるとき下のようなカレンダーを想像することが多いのではないでしょうか。

これだとこの日は遊ぶ日でこの日は部活で・・・みたいな考え方になりますよね。

それじゃあいつ勉強するの?と尋ねると何も予定がない日なら!と計画を立てますが

何もない日って勉強がはかどるようで意外と進まなかったりするんですよね。

ただこれからは考え方を変えてみましょう!

「この日は友達と遊ぶ。でも11時集合で21時解散だと思うから、朝の8時から10時までなら勉強できる!

ここで受講1コマ進めようかな。

集合場所に行くまでは30分かかるからその間に高マスやろう!

家に帰るまでも高マスをやって、家に着いたら1時間勉強しよう!」

こういう考え方をすれば4時間くらいの勉強ならできるのです。

この考え方は先ほどのweekly to do リストを用いた時のような考え方ですね。

1日中暇でこの日に頑張るぞ!と気合を入れた日こそ勉強ができない。

私は受験生になるまでこのタイプでした。

大学生になった今でも隙間時間の活用の方が大の得意です。

だからこそこういった予定がある日にいかに勉強ができるかが重要なのです。

たったの5分でも1週間で35分。

1か月で150分。

1年で1800分。

これは30時間ですね。

30時間あればどれだけの勉強ができるでしょうか。

考え方からガラッと変えて誰よりも時間を上手につかるようになってみましょう!

学力アップには量と質の両立が求められますがこれは量の大幅な増加に期待ができます!

計画立てもマスターして目標に向けて良いスタートダッシュを切っていきましょう!

 

1年担任助手 三井亜依