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2023年 7月 19日 今井宏の最も大切にする勉強法

こんにちは。
信じられないほど暑いですね。
このくだり毎年やるのに耐えられない気がするのはなぜでしょうか。

でも、受験生の間はそこまであつかったという記憶はないんですよね。これは多分朝の早い時間と夜の遅い時間に移動しており、一番熱い時間を涼しい冷房の中で過ごしたからだと思います。


ちなみに、昼ごはんを食べに外出したときは気絶しそうになってました。

暑いと思える時間をなるべく減らせる受験生にみなさんもなりましょうね。

 

まだ部活があるみなさんはとにかく倒れないように。

灼熱の中頑張ったことは必ずいい思い出として記憶に残ります。応援しています。

さて、導入にしては長くなりました安達です。

今日伝えたいことは音読の大切さです。

皆さん、音読はしていますか?


既に勉強に取り入れているという方はぜひそのまま継続してください。
このあとに続く内容を読んで、より大切さを実感してください。


まだしていないという方はメリットを知識として入れたうえで、取り入れるかどうか考えてみてください。
音読は日本史や古文などのように日本語で覚えたいものを暗記するときにも役に立ちますが今回は特に英文を音読することのよさについて伝えます。

 

音読のメリット①

五感のうち、視覚だけでなくて聴覚を使うことで、脳が活性化し、記憶の定着率が上がる。

記憶というのは海馬を用いて行われる作業であることはみなさんご存じでしょう。しかしながら、海馬以外でも記憶はできます。

このとき、なるべくたくさんの器官を使った方が覚えやすい(あえて記憶がしやすいとは異なる表現をします)ということは知っていましたか。だから指を動かしたり、体を動かしたりしながら音読すると暗記がはかどります。ただ覚えようとするのではなく一工夫加えてみてください。

 

音読のメリット➁


読む速さが口に出せる速さになる。


これはまだあまり読む速さに自信がない人向けかと思います。共通テストが80分で終わりきらないどころか、時間を気にしないで解いたときに90分近くかかってしまうような人は、まずは自分が発することができるスピードで読めるようになることを目標にしてみましょう。このとき注意してほしいことは読めるというのは理解できるということです。単語の羅列が書いてあるな、と思うのではだめです。同様に、音読と読み上げは別です。書いてある内容が理解できるようにしましょう。

 

音読のメリット③


リスニング及びスピーキングの訓練になる。


人間が聞くことができる言語の音は、自らが発することができる言語の音であるそうです。
つまり、きれいに発音ができるようになっていけばいくだけ、聞き取れる音も増えていくということです。

また、共通テストやTOEICでリスニングの点数を伸ばすためだけに英語を勉強するというのは非常にもったいないです。英語は言語ですからスピーキングができてこそというか、一番楽しめるのはコミュニケーションをとれるようになってからであることはあることはちがいないでしょう。

 

少しずつ伝わってきましたか。ここで朗報が。藤沢校には音読ルームというものがあります。

名前の通り音読をするためだけに作られた部屋です。担任助手の多くもこの部屋にお世話になってきています。私の代のことを例に出せば、樋口担任助手や、小宮担任助手、板垣担任助手がめちゃくちゃ入り浸っていたことをよく覚えています。

 

ですが、ここまで言ってもなお行きにくいという人がいることは重々承知しています。発音に自身がなくて周りから聞かれるのが恥ずかしいということですよね。大変よく理解できます。私自身も最初はそういう思いがありました。本当に初日だけですが。

そもそもよく考えてみてください。自分の勉強に必死になっている受験生が他の人の発音なんて気にしている余裕があると思いますか。ないですよね。

このいらないプライドを捨てきれずに音読をしなかった結果、あれだけ早期完成が大切であると言われた英語の成績が夏までに固まらず、結果的に受験の結果もよいものではなかったという受験生を3年間も見てきました。

思い切るのは一瞬、効能は一生です。くだらないプライドにすがりつくのは今日でやめにしましょう。

 

最後に

実は私は現役体育会部員ではありますがそこまで熱射による熱いとう思いはしていません。なぜなら僕の所属するアイスホッケー部は練習が基本死にゃであるかつ、リンクの中は常に5℃という気温を保っているからです。
それでもプレーで動き回るとものすごく汗をかくし、当然暑さはあるので毎回練習が終わってリンクサイドに上がるとものすごい量の蒸気が全身から吹き出ます。
ギアセカンドみたいな状態と言ったら伝わりますかね。


僕の場合はアイスホッケーですが、みなさんも大学でなにか新しいことを始めて、それを全力で楽しめるように今という時間を必死に過ごして下さい。

必死になって努力できることも才能ですよ

2年 担任助手 安達大和