リスニングができる人は絶対に見ないでください(リスニング勉強方法とコツ) | 東進ハイスクール 藤沢校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2021年 1月 21日 リスニングができる人は絶対に見ないでください(リスニング勉強方法とコツ)


こんにちは~!立教大学文学部教育学科近藤咲和です!

本日は、私が行ってきた本当は教えたくない!リスニングのコツと勉強方法について話していきたいと思います!

【リスニングのコツ】

みなさんはリスニングをするとき頭はどのような準備体制になっているでしょうか?

英語を日本語に訳す状態にしていますか?

個人的な意見ですが、その方法だと、よっぽど翻訳力が高い人でないと、いつか英語に追いつけなくて、あれ??なんて言ってたっけ?という状態が起こってしまうと思います。

では英語をきいている最中はどのような脳内にすればよいのでしょうか?

個人的には、頭に絵を描くような状態にしておくのがおすすめです!これには理由が2つあります。

①英語を英語として理解できる能力が身につくこと

⇒英語を英語として理解するとは、”Apple”⇒りんご⇒と訳している状態を、”Apple”⇒と想像できるように、日本語で訳すプロセスを省くということです。このようにすると、日本語で訳す段階を省くことができるので、はやく状況を理解することができます。

つまり、”He is playing tennis in the garden.”(例)と流れた場合、単語を聞き取って日本語に訳そうとするというよりは、ただ男の子がお庭(どれだけ広いねんってなりますが)でテニスしてる場面を想像するほうが有効であるということです。

これはいわゆる「英語脳」を育成する第1歩として非常に有効であると自負しています。一度これを身に着けると、話すときも聞くときも自然と英語を英語のままで理解できることに気が付きました!

是非このように絵を思い浮かべて場面を「想像する」癖をつけてほしいと思います。

②記憶に残りやすいこと

ここで質問にはいりますが、みなさんは英語で書かれた長文の文章の紙と絵が描かれた紙を同じ時間見せられ、記憶してくださいと言われたら、どちらが記憶しやすいでしょうか?

絵を記憶するほうが楽だという人が多いのではないかと思います。

個人的には2つ理由があると思っていて、

一つ目に、文字を読み記憶するには時間がかかってしまうことと、

もう一つは長くなるとほかの文を読んでいる間に前を忘れてしまうということです。

これは英語を日本語に訳すプロセスに相当しており、その手段では相当な記憶力が必要だと言えます。

その点「場面の描写記憶」については、2つメリットがあると思っています。

1つ目はもともとある絵に追加情報を足していけばいいだけなので、情報が入り込んでも頭に記憶しやすいというメリットがあり、

また早く流れる英語でもキャッチアップしやすいという利点もあります。

2つ目は、分からない単語や表現があってもなんとかなる点です。

場面で想像しているため、何かわからないフレーズがでてきたとしても、次の行動にある程度予想がつきます。なので聴き洩らしたり、分からない単語が出てきたとしても、推測することで、ぜったいにあり得ない選択肢は切れることが多いです。

以上を踏まえると、リスニングは絵で描写しながら聞くことだけで、点数の大幅アップが図れるといっても過言ではありません。

(実際に私はTOEIC IPのリスニングで30点ほどアップしました)

しかし、このスキルを身に着けるに修業が必要だと思います。そのためにやらなくてはいけないこと2選をお伝えします。

おすすめ① 単語、熟語、文法、例文の基礎を完成させること。

     この場面描写をできるようにするためには、言ってることを理解することが必要です。そのためには基礎を固めることはやはり欠かせないです。特に単語に取り組み語彙力アップは、どれだけ多くのことを絵に変換できるかの上で非常に大事になります

し、分からない単語はない方が絶対に高得点とれます。提示されている最低限の基礎は固めないと絵を想像する段階にもいたれません。これは注意です。

東進には「高速基礎マスター」というものがありますよね。それらを完全習得すると本当に点数が変わります。リスニング・リーディングどちらの点数にも関わると考えたらすこしやる気が上がると思います。

例文は3月31日までに終わらせましょう。

 

おすすめ② 洋画を見る。

場面描写と英語のセットと言えば、映画です。私はコロナ禍の自粛期間において、英語音声付きの映画を視聴していました。

1.はじめに日本語字幕で見る(音声はどちらでも)

⇒内容を理解する

2.その次に英語音声(できたら英語字幕)で見る。

⇒内容が頭にはいっているので余裕

3.何度も繰り返しみて、最終的には字幕なしで理解できるようにする。

(4.英語好きな人は、セリフとかを切り取って暗記する)私はたまにやってます。(笑)ハリーポッター等(ハーマイオニーにあこがれていたので)

⇒発音とスピーキング能力の向上

まだ共通テストまで一年ある新高2、新高3の方たちはぜひこれを習慣化することで①年後リスニング得意な自分になっていると思います。

どれも楽しみながらできるものばかりなので継続もしやすいですよね!ぜひちょっとした参考にしてみてくださいね。

それでは最後になりましたが、皆さんの健康と今年がよりよい年になることを願っております。

ご覧いただきありがとうございました。

藤沢校 担任助手二年 近藤咲和