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2025年 11月 12日 受験期のマイルール_猪俣編

 

みなさんこんにちは!

東京外国語大学4年の猪俣遼介です!

一段と寒くなりましたね。

私が通っている東京外国語大学のキャンパスも色づいてきました。

 

さて、今日は「受験期のマイルール」というテーマでブログを書きます。

ですが受験期だけに限らず、高校1、2年生が頑張っているであろう部活動や推薦で受験をほぼ終え大学生になる準備をしている高3生も参考になるように、より一般化したことを書きます!

 

受験勉強で成果を出すために努力することは部活動や就職活動、仕事などどんな場面でも生かされますし、片方で得たヒントをもう一方で生かすこともできます。ということで僕が勉強に限らず目標を達成するためにやっていたことをお伝えします!

 

よく目標を達成するためには①Plan ②Do ③Check ④Actionが大事だと言われます。ということでここではこれら4つのフェーズで大事にしていたマイルールを紹介します!

 

①Plan (計画編)

・目標は必ず要素分解、具体的な勉強メニューまで落とし込む

個人の目標でもチーム全体の目標でも、目標を現実的な行動に落とし込むことが大事です!そのためには目標を要素分解することが必要です。野球の大谷選手も「マンダラチャート」を使って大目標→要素→具体的な行動と落とし込んでいたようですね!

勉強であれば僕は東京外国語大学を目指していたので

「東京外国語大学 国際社会学部現役合格」

「共通テスト9割、二次試験7割」

「英語95点、数学70点・・・」

「単語力、文法理解、速読力、英作文力・・・」

「高マス上級英単語毎日修判受ける」「長文速読毎日3題やる」

 

部活動であれば僕は陸上をやっていたので

「関東大会出場」

「○○大会までに××秒」

「ハードルの技術向上」「スピード強化」「持久力強化」

「ハードルの技術練習をウォーミングアップに取り入れる」「下半身の筋トレをこれだけやる」

 

などと、目標を達成するために論理的に必要な要素を考えだんだんと具体的な行動に落とし込んでいきました。難しそうだなと思った人!11月全統後の面談で配られたワークシートを活用しましょう。このフレームワークに完璧に沿った形で勉強メニューまで落とし込まれます!

 

②Do (実行編)

・ハードなもの、面倒なものから積極的にやる

ここではマインド面についてお話します。一つ目は面倒だと思うものを積極的にやることです。勉強に関して言えば「腰が上がらないな・・・」「これキツイな・・・」と思う勉強メニューがあったらそれを積極的にやっていくということです。面倒だと感じているのには理由があり、その理由こそがその勉強をやるべき所以です。単純に苦手だから面倒だな、ハードだなと感じているのであれば苦手克服した方がいいですよね!これまで避けてきて腰が上がらないなと思っているのであればそれこそ今やるべきことです。何をやったらよいか直感的にわからないなという人へ!単元ジャンルをやりましょう。あなたがやりたくないもの(苦手な範囲の演習)を提案してくれていますね。

 

・モチベーションは待っていても上がらないので下がっている期間に敢えて細かくやる

次にモチベーションが上がらないときの考え方です。

モチベーションが上がるのを待っていては時機を逃してしまいます。またモチベーションはスパイラルで、(やらない→やらない自分に嫌気がさす→モチベーションが下がる→やらない)やらないことが余計自分を負のサイクルに陥れることにもなります。よってモチベーションが下がっている時期はモチベーションが上がるようにやらなければいけないことを細かくして少しずつやります。これにより「モチベーションが低くても少しでも頑張れた」という感覚が自分をハッピーにしてくれることを期待します。勉強であれば高速マスター!10問に絞れば20秒で終わります。20秒で自分のモチベーションを上げてくれるのは最高ですね!

 

③Check (評価編)

・感覚と数字両方から評価する

次に振り返りです。振り返りは自分の感覚と数字(点数やタイム、KPIなど)両方の観点から行うことが大事です。感覚だけでは狭い自分の視野のみで物事を考えてしまっているかもしれませんし、数字だけでは数字に顕れきっていない些細な変化を見逃してしまうかもしれないからです。過去問であれば過去問の点数と自分が解いたときの感覚両方を考慮して評価を行います。陸上をやっていたときはタイムと走っているときの感覚両方を大事にしてレースの振り返りをしていました。「点数は悪かったけれど感覚は良くなっているから満足!」はよく陥る望ましくない例ですし、点数だけにフォーカスして改善の前兆があるのにそれを無視してしまったらもったいないです。

 

・うまくいっている人の話を聞く、見る、真似する

自己評価だけでは自分の世界に入り込みすぎてしまい井の中の蛙になってしまいます。自分より結果が出ているライバルに勉強のコツを聞いたり、陸上では強化選手の練習への取り組み方を真似して自分の練習に取り入れたりしていました。自分の考えや発想力には限界があるので外からの刺激を受けることが一番自分をバージョンアップさせることにつながるというのはよくあることだと思います!僕は個人的に勉強や練習の方法よりも勉強や練習への向き合い方により刺激を受けるタイプでした。何気ない一言にそれは詰まっていますよね!

みなさんにはチームミーティングという場があります。メンバーが口にする何気ない一言にハッとしたこともあるのではないでしょうか。なければ人から受ける刺激をもっと大事にしてくださいね!

 

④Action(改善行動編)

・今までとの違いを言語化し再現性を上げる

最後に改善行動です!まずは普段から自分の行動をもっとも目標達成に近づくようにブラッシュアップしていくことが重要です。特に大学受験は期間が決まっている闘いなので非効率的な行動はできるだけ避けたいはずです。ここで僕が大事だと思うことはAfterからBeforeに戻ってしまわないよう、BeforeとAfterの違いは何なのか言語化することです。これにより「なんかいい状態だな~理由はわからないけどハッピー♪」をなくします。

これはぜひ毎日のコーチングタイムで言語化してみてください!

 

以上、PDCAサイクルにのっとった形で結果を出すためのマイルールをまとめました。

個人的にはDo(行動)がもっとも重要だと思います!ときには考えすぎずにジャスト・ドゥ・イットのマインドが必要です。

また、このブログを通して私が伝えたかったことは、「勉強のマイルール」はそのまま大学にいってもおそらく社会に出ても使えるということです!今みなさんはその練習をしていることになります!そんなこともモチベーションにしながら頑張ってください!

担任助手4年 猪俣


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