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2025年 10月 3日 併願校の進め方

みなさんこんにちは!

東京外国語大学4年の猪俣遼介(いのまたりょうすけ)です。

写真は大阪万博に行った時に撮ったものです。

一生行くことはないであろう国についても知ることができ貴重な経験ができました。

 

さて、今日は併願校の過去問の進め方についてまとめていきたいと思います。

高3生で一般受験を狙っている皆さん向けた内容になっています。

 

低学年の頃から東進に通っていた皆さんは、これまでは第一志望合格に向けて勉強の計画を立て実行してきたことと思います。ただ実際大学受験は、何校か併願し試験を受けに行くことが一般的です。なので9月以降は第一志望校の対策だけでなく併願校の対策も必要になります。

 

1.前提 ~対策の比重は人によって異なる~

まず前提ですが、第一志望校の対策と併願校の対策の比重は志望校帯やどのくらい第一志望への思いが強いかなどによって異なります。

第一志望でなければ浪人という人は併願校対策にかける時間は少なくなりますし、とにかく明青立法中以上に行きたい!となれば少しでも合格の可能性が高くなるように併願校対策も余念なくする必要があります。

一人一人戦略は異なるので、担任や担任助手の先生と相談しながら最終的には決めてください。ただ、志望校帯ごとの基本スケジュールはもちろんあります。ここからは第一志望を ①私立文系 ②理系+国公立 ③東京一科 の3つに分類し、基本スケジュールを説明していきます。

 

2.志望校ごとの過去問スケジュール

a. 私立文系 過去問スケジュール

私立文系は第一志望、併願校ともに解く過去問の量が多いことが特徴です。

以下の表は9月から受験本番まで、第一志望校、併願校、共通テストのそれぞれの過去問をいつまでにどのくらい進めればいいかを示したものです。

・10月第一週目くらいまでに第一志望校10年分、序列が最も高い併願校の過去問を5年分終わらせる

・終わり次第第一志望は2周目、併願校は序列が低い過去問の1周目を解き始める

このあたりがポイントになってきます。

私立大学は大学学部によって傾向がはっきりしているケースが多いです。根本的な学力アップに努めることと同じくらい、受験校の過去問の傾向に慣れることが重要です。よって早いタイミングで過去問に取り組むことが推奨されます。

 

b. 理系+国公立文系 過去問スケジュール

次は「理系+国公立文系」のカテゴリーです。

科目数と勉強の重さの関係から私立理系もこのカテゴリーに入れています。ポイントは

・過去問は週末に解く。平日のAI演習、インプット勉強の効果測定として用いる。

・第一志望校と併願校を交互に解く。

・併願校は11月末までに5年分解く。

です。国公立と私立では出題形式が大きく異なります。国公立は記述、私立はマークシートであることが多いです。

その代わり私立の方がスピード重視であったり、難解な単語が出ることがよくあるので対策必須です。

 

c. 東京一科 過去問スケジュール

最後に東京一科(東大、京大、一橋大、東京科学大)の過去問スケジュールを紹介します。

この四大学は東進のAI演習、「最難関4大学演習」に該当する大学群です。

大まかな方針は上の理系+国公立と変わりません。

ただ、求められる二次試験の完成度が高いこともあり9月10月はAI演習と過去問に時間をかけられるようなスケジュールになっています。

3.まとめ

以上、第一志望校を3つに分け、それぞれの基本的な併願校の進め方をまとめました。

遅くとも11月末までには第一志望校10年分、併願校5年分を解き終えましょう!

 

併願校の過去問の進め方について不明な点があれば担任助手にいつでも聞いてくださいね!

それでは!

担任助手4年 猪俣

 

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