併願校は実際どうやって選ぶべき?【国私立・文理全掲載】 | 東進ハイスクール 藤沢校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2020年 9月 14日 併願校は実際どうやって選ぶべき?【国私立・文理全掲載】

こんにちは!明治大学政治経済学部2年の尾形榛希です!

 

今回は併願校の選び方について話していこうと思います。

といっても、第一志望が国立私立か、文系理系かで大きく変わると思います。

なので、そのパターンに応じて書いていこと思います!

併願校

共通事項

まず大前提として、併願校もきちんと行きたいと思える学校を選ぶべきです。

やりたいことができる大学・知名度がある大学・距離的に通いやすい大学 etc…

やりたいことができ、夢に近づける大学を目指すのが一番ですが、受験にはいろいろな理由があるので、そこは自分なりで何も問題ないと思います。

ただ行きたくもない学校を受けてそこに受かっても、行きたくない大学に1年100万円の学費は払いたくないですよね。

だからこそ、併願校と言っても適当に決めずに、一校一校きちんと見て決めるべきだと思います。

 

滑り止めに関しては、自分が受かると確信できるラインの一つ下までは受けておいた方がいいと思います。

ここ最近は合格人数の絞り込みや、安全志向の学生が増えたためか、私立大学の難易度が年々上がっているように感じます。

そのため、共通テスト利用で受かると思ったところが受からなかったり、私立の入試で合格点が跳ね上がったりなどの可能性もあり、現役合格が最重要であればかなり安全志向の方がいいと思います。

ただ、受験料が大体1校当たり35,000円で費用がかなりかさむので、そういった点も親御さんと相談した方がいいと思います。

文系の場合

国立志望(文系)

僕はこのパターンだったので、少し詳しめに書くと、基本的には第一志望と同じランクか一つ下の私立大学から併願校を選んでいくといいと思います!

これは国立志望だと共通テストでやらなければいけない科目が多いことに由来します。

僕は第一志望が横浜国立大学だったのですが、早慶は併願校として選びませんでした。

早慶は横国二次よりも英語が難しく、数学も東大受験者と競争しなければいけないと考えたとき、7科目を取り組んでいる僕では早慶対策にまで手を回す余裕がない考えたからです。(あくまで個人の感想です。)

結果的には、併願第一志望の明治大学に受かったのですが、もし早慶対策をしていたら、他大対策が疎かになり、明治大学に落ちていた可能性もありました。

もちろん受けないことを選んだ時点で早慶に行く未来は潰えます。それでもいいと思えたからこそこの決断ができたのですが、少しでも後悔しそうと思ったら、受けてみるだけというのも手だったとは思いました。(いわゆる記念受験というものですね。)

 

私立志望(文系)

国立と違い科目数が少ないので、挑戦校と呼ばれる大学まで受けてみるべきだと思います!

ただもちろんそっちの対策に時間を取られすぎて、第一志望に落ちてしまったら元も子もないので、時間配分優先順位はきちんと決めてから対策するべきです。

 

また、英語の問題傾向にもかなり気を配った方が良いと思います。

社会科目や国語はあまり苦手な問題形式って生まれにくいと思いますが、英語はかなり生まれやすいと自分は感じるからです。

例えば、自由英作文が出る(明治学院大学)・長文の配点が非常に高い(立教)・問題数がものすごく多い(上智)など、その特徴だけで解き方を変えなきゃいけないくらい問題形式に差があります。

そのため何となくで決めた併願校が苦手な問題形式だったら、そのまま受験しないで別の学校を探すなども一つの手ですね。

 

理系の場合

国立志望(理系)

理系の方は、文系に比べて一つの学校に対しての学部がかなり絞られてしまいます。

文系であれば早稲田大学1つでも3~4学部受けられるのですが、理系はそれが出来ません。

ただ、理系は進む学部によって勉強できる分野がかなり絞られるので、そもそも何個も受けるというのが少ないとは思います。

しかしそれでもどこか特別行きたい大学があるなら、「数撃ちゃ当たる」戦法ではなく「一撃必殺」を狙わなくてはなりません。

また数学や物化の問題での頻出分野が、第一志望や、私立の中での第一志望と共通している大学があったら受けてみるというのも手だと思います。

 

私立志望(理系)

基本的には国立理系と同じですが、少しだけ注意点が増えます。

それは記述形式の問題量です。

国立志望でないとそこまでなじみがない記述式の問題が、多く出る私立大学もあります。

「苦手とまでは行かなくても得意じゃない・・・」という人は、記述形式の問題が出ないところや、少しでも少ないところを探してみると良いと思います。

 

締め

今回は併願校の選び方について、自分なりの考え方を書いてみました。

人によっては全然違う選び方をする人もいるとは思いますが、選ぶときには何が一番大事なのか。

将来?知名度?現役合格?

 

自分にとっての大事なものを見失わず、周りの人に流されずに納得のいく併願校選びが出来ればなと思います!

第一志望本番当日まで走り抜けてください!

 

藤沢校担任助手2年 尾形榛希


 

 

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