ブログ 2020年09月の記事一覧
2020年 9月 9日 文化構想学部での学びについて
9月になりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いていますね。
そんな今夏ですが、振り返ればコロナの影響で楽しみだったイベントがことごとく中止・延期になってしまい、なんとも寂しい夏だったように思います。
さて、本日の担当は、早稲田大学文化構想学部二年、朽木詠祐です。
今回のテーマは「文化構想学部での学び」ということで、普段何をしているかよく知られていないこの学部の謎を解き明かしていきます。
―そもそも、文化構想学部とはどのような学部なのでしょうか?―
学部HPを見てみると、『それまでの(中略)人文学の知見を現代的な視点から見直し、既成の学問的な枠組みから解き放ち、新たな学問領域、そして学問的な「知」を創出すること』を目指して設立された、とあります。
なんだか小難しい言い方をしていて余計に分かりづらいですね…汗
そこで、分かりやすく文化構想学部を説明したパワポを作っちゃいました。時間割や、オススメ講義も紹介したので文構志望の方はぜひご覧ください!
↓『文化構想学部ってこんなとこ』↓
https://1drv.ms/p/s!AiszQtR9tFyqkHvjxO4pBryqNxBF
…ということで、つまり文化構想学部とは、
「文化・メディア・社会を軸とした横断的な広い学びを通し、複雑な現代社会を生き抜く『知』を構築し、社会に新たな可能性を見出す」学部である、と言えますね!これで文化構想学部がどんな学部だが少しは分かるでしょう。え?わからなかった?ならば受付で直接教えて差し上げましょう。
―文化構想学部で学んでいること―
ここからは実際に私が文化構想学部で学んでいることを紹介します
私は、二年時から振り分けられる六つの論系のうち、「表象メディア論系」というところに所属しています。
そこでは主に、各種芸術活動やサブカルチャー、メディアテクノロジーといった文化を様々な切り口から考察しています。
今期、私は現代アートと映画やテレビドラマ・アニメ等の映像作品の分析を軸に勉強していきました。
その中でも特に印象に残っているのが、『メディア・アート論』という授業です。美術館や博物館での企画がどのように成立しているのかを学び、実際に芸術作品の制作背景や作者の意図を意識しながら、バーチャル展覧会を開催し、そのカタログ作成とポスター制作を行いました。無作為に作品を展示するのではなく、演出や順番、組み合わせ等の考えを巡らせプロデュースした展覧会はチャレンジングでしたが、その分達成感も大きく、またかねてより興味のあった現代アートやデザインの知識や技術を得ることができ、大満足でした。
他にも書き伝えたい魅力あふれる文構の授業は枚挙に暇がありませんが、もう飽きてきた頃と思いますので、ここで締めます。
―おわりに―
最後に、今回このブログで伝えたいのは、自分の好きなことをできる学部・学科に行こう、ということです。大学四年間で必要なお金も単位数も皆同じですが、いかに主体的に学ぶことできるか、で四年間で得られるものは大きく変わります。大学の勉強は「習う」ではなく、「もぎ取る」だと思ってください。環境は最高です、あとは自分から主体的に学びに行くだけです。そして主体的に学習できるか、そうでないかはそこで学ぶことが好きか否かにかかっています。だからこそ受験生の皆さんには自分が本当に満足できる大学に行けるように、日々の学習に励んでほしいと思います。私たち担任助手も頑張る受験生を精一杯サポートします!頑張れ受験生!
♡最後の最後は赤本とラブラブな男を置いておきます♡
藤沢校担任助手 朽木 詠祐
2020年 9月 7日 世界史のオススメ勉強法
こんにちは!上智大学外国語学部フランス語学科1年小山侑姫です!
今回は私の受験期の世界史の勉強法についてお話しします。
もともと私は世界史が一番の苦手科目でした。受験期の夏休みに全く手を付けずに(よくないですね)8月模試の時点でほとんど勘で解くしかなく半分以下の点数を取ってしまい、「間に合わない。」とずっと焦っていました。そして9月からようやく勉強をはじめ、最終的には一番の得意科目になり本番の試験も世界史で受かったと言っても過言でないほど大きな得点源になりました。
九月からの勉強の流れは
一週目はイラスト付きの参考書で流れをざっと理解→二週目は受講のテキストで少し語彙を覚えていく→三周目以降は一問一答をひたすら音読していました。最終的に何周したか覚えてはいませんが、十周近くはやっていたのではないかと思います。
多くの人がもっと早い段階でこのような流れで勉強していくのではないでしょうか。
私は他の人より遅れていたのを感じていたので、この流れの中で他の人より工夫した勉強法が二つあります。
①一問一答
これはTwitterで見たものを真似して始めました。表紙は自分好みになるように絵が得意な友達に描いてもらってしまいましたが、もともとは元東進ハイスクール講師の斎藤整先生の一問一答です!
書きこんでいることは主に過去問や授業で聞いた一問一答には書いていない細かい知識、資料集の地図や図説、ゴロ合わせ(語呂合わせの本「世界史年号ワンフレーズ」にあったもの、自分で作ったり友達と作ったもの!)などです。
切って貼る用の資料集を友達にもらって読む用と分けて使っていました。
自分で書きこんで作ることで記憶にも定着しやすくなりますし、なにより愛着がわいてきます(笑)
②洗面台とお風呂場に中国史を貼る
↑お家の写真ごめんなさい、、。お風呂場にはクリアファイルを開いてそこに油性ペンで書いて水の力?を借りてはりつけてました!!すぐに剥がせるので便利です!!
洗面台にあるものもクリアファイルで一応防水にしています!
これはとってもオススメなのですが、家族の許可をちゃんと取ってぜひやってみてください。
この勉強がオススメな理由は、ある出来事がどの時代に起こったことなのか家具の配置と連想して覚えられたところです。例えば「『貞観の治』は洗濯機に書いてあったから『唐』の時代の出来事だ!」と覚えることが出来ました。
そして何より毎日のお風呂上りやシャワー中に1時代は復習できるので、スキマ時間を上手に使えたと思っています。このおかげで東進でのおこなう勉強で東洋史にほとんど時間をかけずに済みました。
今の時期、世界史の覚える量の多さに絶望を感じている人も多いと思います。しかし、何回も何回も繰り返せば必ず覚えられます。そして覚えてくるとどんどん楽しくなっていく科目でもあります。世界史は秋からが逆に勝負です。がんばってください!
一年担任助手 小山侑姫
2020年 9月 6日 私が科学(science)を好きな理由
こんにちは。1年担任助手の菊地原です。
3度目の正直ってやつですね。何回書くねんと思わないでくださいね、、、
僕が科学を好きな理由は現象がおこる理由が明確で。
数学が嫌いな人が「何やってるのか全然分からない。」とか「これが分かって何になるの。」って言っていますが、科学ならこんな問題は起こらない場合がほとんどです。(原因が判明していない現象が山ほどあるので言いきれませんが。)
この例を簡単なところから行きましょう。
何で、投げたものが落っこちて来るのでしょうか!簡単ですね。重力があるからです。
何で、腕押し相撲の時に押したら自分までのけぞるのでしょうか!簡単ですね。作用反作用の関係があるからです。
こういう原因の解明って楽しくないですか?少なくとも赤ちゃんの頃は楽しかったと思います。
これをこうしたらこうなる!とか、こうしたらこうなるんじゃない?みたいなことを永久にしていても飽きなかったと思います。
それを大人になっても出来るのがこの科学という学問です。問題文を読んで、こういうモデルのこういう状況の場合はこう言うことが起きる!とか、感覚的にこれはこういう現象が起こるんじゃね?みたいな感じです。物理も化学もそういう感覚が身に着くのには時間がかかります。人間だってものごころが着くまでに数年かかるんだから、そりゃそうですよね。楽しくなる前に、辞めちゃうのは僕はもったいない気がします。
最初のうちは実力が伸びずに悩むかもしれませんが楽しくなると信じて頑張って下さい。
補足なんですけど、物理に関しては微積分を使いましょう。使わないと人類最高の頭脳アイザックニュートンにたたられますよ。
彼が物理と数学を繋げたことによって今の理系科目の立場があります!
これだけ言っておきながらなんですが、科学はやればやるほど謎が深まったりします。
それが気になって夜も眠れなくなったら研究職に進んでみてはどうでしょうか。僕は寝れるのでまだまだです。
最後にアイザックニュートンのカッコイイ名言を!
「私は、海辺で遊んでいる少年のようである。ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。」
かっこいいですよね。
担任助手1年菊地原崚
2020年 9月 1日 物理のディメンション(次元)について
こんにちは。1年担任助手の菊地原です。
たびたびすみません。今回は力学のディメンション(次元)について話していきたいと思います。お付き合い下さい、、、
そもそも、物理の式が何で足し算、引き算出来ているか分かりますか?
それは、ディメンション(次元)が一緒だからです。速さ(m/s)と力の大きさ(N)を足し算しても何も求まらないよねって感じです。
じゃあこのディメンションを意識したら、何かいいことはあるの??と思ったそこの君!!あるに決まっているでしょう。
メリット1つ目はディメンションを知っていれば死んだと思った暗記問題に一筋の光が
差します。張力をS(N)、1m当たりの密度をp(kg/m)である弦を伝わる波の速度は
いくつですか。という問題があったとします。覚えている人は一瞬で答えを出せるかも
しれませんが、覚えてなかった場合は詰んだ、、、、と思うかもしれません。ですがここ
で、運動方程式(EOM)を思い出してください。F=maですね。これをディメンション解
析をすると、F(N)=m(kg)×a(m/s×s)となっています。つまり、ディメンションにつ
いて考えるとNは(kg×m)/(s×s)になっています。これを考慮してSとpを使って速
度v(m/s)になる形を考えると、v=(S/p)^(1/2)となるような気がします。実際これ
が答えです。絶対に合ってるとは確信は持てないけど、可能性がほぼ0だったところ
から比べると大分よくなったと思います。
メリット2つ目は検算に使えるということです。実際、このメリットが大半を占めていま
す。めっちゃ複雑な計算問題の答えが違ったらめっちゃ萎えませんか?そんな時この
ディメンションの考え方があれば無次元量のようなスカラーによるミス以外は消えま
す。これは入試の最終段階で大きく効いてきます。
是非使ってみてください!!!!下に参考程度に載せておきますね。
ちなみに、θは無次元量です。つまり、角運動量ωのディメンションは(無次元)/sです。気を付けてくださいね、、、、、
担任助手1年菊地原崚