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2021年 6月 6日 自学習で進めよう!世界史の勉強法!
こんにちは!東京外国語大学国際社会学部2年の加藤凜桜です!
梅雨が近づいて、だんだんと雨の日が増えてきましたね☂ じめじめした日が続きますが頑張って行きましょう~~
本日のテーマは「勉強法」ということで、世界史の勉強法についてお話ししていこうと思います!
突然ですが、皆さんは自分の学校の授業で世界史がいつ終わるか知っていますか?? 学校によってかなり違ってきますが、10月~12月という所が多い印象です。
ですが、夏には共通テスト、夏~秋で二次・私大の過去問に取り組んでいくことになるので、できれば6月末には全範囲の勉強を終わらせていきたいです。(特に、国公立二次で論述がある人は夏までに終わらせないと間に合いません!)
東進で授業を取っている人は「6月末受講修了」を目標に進めていますが、学校や受講に頼らない人は、自学習で一から世界史を勉強していくことになります!
というわけで、今回はそんな方のために!教科書、一問一答・問題集、資料集を使った勉強法を概説します!
⓪全体の流れ
まず、簡単に勉強の流れをお話しします。
今回紹介する進め方では、①教科書⇒②一問一答・問題集⇒③資料集 の順に使っていきます。この3つ(少なくとも教科書と資料集)は多くの方が持っているものだと思いますが、かなり無敵の参考書たちです。「参考書をそろえなきゃ!」と焦るのではなく、まずはすでに持っているものを完璧にしていきましょう~
(※基本的にはこの3つと過去問の演習で十分ですが、自分で気に入っている参考書がある人は上手に使ってもらえればと思います。)
①教科書
世界史の勉強でもっとも大切にしてほしいのが、教科書です!まずは教科書をざっと読んで、出来事の大まかな流れを把握していきましょう。ここでポイントとなることは2つ、①前書きから読むこと、②反復すること、です。
①‐1.前書きから読むこと
教科書の前書きの部分は、その時代がどんな時代なのか、文明・文化の動きや勢力関係などがざっくり説明されている、いわば「この章のまとめ」です!ここに目を通すことで、これから進んでいく本文がどのような流れになっているのか把握することができ、スムーズに勉強することができます。特に、国公立二次で論述がある人は必見です。前書きで出てくるキーワードがそのまま論述の手掛かりになることもしばしばですよ~
①‐2.反復すること
教科書はかなり平易な文章で書かれているため、「シンプルすぎて読みにくい」ことが多々あります。そのため、教科書を使う際には何度も何度も繰り返し、反復してじっくり頭に入れるイメージを持ちましょう!具体的には、1回目で大まかな流れを理解する、2回目で大体の単語を頭に入れる、3回目で細かい単語も覚える、という流れです。私も受験生の5、6月くらいに教科書を読み始めましたが、入試直前まで音読を続けた結果、40点ほどUPしてセンター本番は100点でした!試験に出ることは必ず教科書に書いてあるので、しっかり頭に入れましょう~
②一問一答・問題集
教科書を一通り学習し終わったら、一問一答や問題集でアウトプットしていきましょう!覚えていないところを明確にするのが目的なので、まずは教科書が完璧になっていなくても大丈夫です!あまり時間をかけず、パッパッと解いて復習に時間をかけましょう!
山川の教科書(水色)を使っている人は、一問一答も山川のものを使うのがおすすめです!範囲が教科書と対応しているので、進めやすいと思います~
③資料集
①と②で大体の単語を頭に入れたら、資料集を使って復習していきましょう!使い方はひとそれぞれですが、ぜひ確認してほしいのが年表、図表、勢力図です。年表は出来事の年号を覚えるだけでなくタテの流れをチェックするのに最適です。私は世界史の授業を受けた後、休み時間のうちに年表に目を通すようにしていました。
図表に関しては、遺跡の写真や建築、絵画などの写真だけでなく、その下についている注意書きまで目を通してほしいです。注意書きには文化史で必出のポイントや出来事を理解する手がかりがコンパクトにまとまっています!「資料集に載っていたの思い出して、ギリギリ思い出せました!」という声もよく聞くので、ぜひ活用しましょう~
また、欧米の勢力関係が複雑になる19世紀以降(ウィーン会議~)は、勢力図も使いこなせると無敵です!特に第一次・第二次世界大戦や、冷戦期の対立は文章だけでは理解できません!(笑)
困ったときは資料集に頼りましょう~
( それでも分からないときは、いつでも受付に質問にきてください!(^^)! )
今日は世界史の勉強法についてお話ししました。
繰り返しになりますが、「6月末までに全範囲終わらせる」が目標です!
一緒に頑張っていきましょう~~