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2021年 6月 2日 模試分析ノートのすゝめ

こんにちは!早稲田大学文学部心理学コース3年の三田村響です。

先日難関有名模試が終わったばかりですが、全国統一高校生テストが10日後に控えています!

受験生にもなると毎月のように模試があって「また模試かよーーー(;^ω^)」と思いますよね。。。僕も受験生当時は同じことを思ってました。

そんな敬遠されがちな模試ですが、実は模試を活用した勉強が一番伸びに繋がるって知ってました??

今回はそんな耳より情報をお届けしたいと思います!

(写真は最近パーマをかけてイケイケな1年生の小鮒君です。)

(同じ大学の同じ学部の後輩でとてもかっこいいので皆さん是非見かけたら話しかけてみてください。)

 

それでは本題に入ります。

みなさんは模試を受けた後どうしているでしょうか。模試後にどのように過ごすかで合格可能性が大きく変わってきます。

まず一番良くないのは、【模試を受けたら自己採点だけして放置してる人】です。

このパターンの人はせっかく何時間もかけて模試を受けたのに、その時間を無駄にしてるも同然です。

「自己採点してるから点数が分かっていいじゃないか」と思うかもしれませんが、復習をしないと自分がどこが出来ていてどこが出来ていないのかが分からないので、今後に活かすことができません。

では【自己採点をして復習までしている人】は良いのかというと、それでもまだまだ十分とは言えません。

では、復習のあとはなにをすればいいのでしょうか。。。

 

 

Thinking Time………

 

 

 

 

分かりましたか??

 

そう、答えは【分析】です!!!

分析までして初めて模試を十分に活用したと言えます。

 

 

分析と言われても何をしたらいいのか分からない人もいると思うので、詳しく説明します!!!

~How to BUNSEKI~

ここでは英語を例にして説明します。

①まずなんでもいいので模試分析用のノートを一冊用意する。(A4の一般的なサイズがおすすめです。)

➁各大問ごとに何点とることができたのか。また何分かかったのかを記録。(これは試験中に問題用紙の端っこにメモっておきましょう。)

→これをすることによって時間内に終わらなかった場合に、どの大問に時間を使いすぎているのか可視化することができます。大問ごとに目標時間を決めておくといいと思います。

③各大問ごとに反省点を考えて文章に残しておく。

→自分が間違えやすいポイントをチェックすることができます。

④全体の感想を考えて文章化しておく。

→大問の解く順番は1から解かなければいけないというルールはないので、自分なりにどの順番で解くのが良いのか考えてみるといいと思います。また、全体を通しての反省を考えておくと次回以降解くときに活かすことができます。

⑤ここまで分析したことをもとに、次の模試までにやることを考える。

→どこが足りていないのかを客観的に分析し、単語をやるべきなのか、文法のどこかの範囲が苦手なのか、長文をたくさん読んで長文慣れをした方がいいのかなどなど、分析をもとに考えてみましょう。

以上のSTEPを何回も繰り返すことで客観的に自分に足りない部分を考える質の高い勉強ができるようになります。

これは模試のときだけでなく普段共通テストの過去問を解き進める中でも使えるので、このサイクルをできるだけ沢山行いましょう!

例として僕が使っていたものを載せておきます。

是非このHPを参考にして、過去問演習や模試後の復習を有意義なものにしましょう!

 

藤沢校担任助手3年 三田村響