東進巣立ちます~三田村4月から社会人になります~ | 東進ハイスクール 藤沢校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2023年 3月 19日 東進巣立ちます~三田村4月から社会人になります~

こんにちは!早稲田大学文学部心理学コース4年三田村響です!

最近の三田村は年々勢力を増す花粉の猛攻を受け、箱ティッシュが手放せない日々を送っていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?受験生はほとんどの生徒が受験を終えて、4月からの大学生活に思いを馳せている頃でしょう。そんな変化の多い時期ですが、このたび私三田村も生徒として約2年間、担任助手として4年間、計6年間という本当に長い期間お世話になった東進ハイスクール藤沢校を3月10日をもって卒業することになりました。

藤沢校のブログを書くのも今回で最後になるので、生徒時代のことを振り返りつつ、今後のことについてお話しさせてもらえたらと思います。

三田村の生徒時代

三田村の東進生ライフは、今から6年前、2017年の春にはじまりました。初めて東進に訪れたきっかけは高校で所属していたテニス部の先輩が東進に通っていたことでした。その先輩はテニスが部内で一番うまい上に、学力も学年トップレベルで慶應義塾大学を目指して、毎日部活後に東進に通っていました。そんな文武両道の鑑みたいな先輩に憧れ、やる気に満ち溢れた状態で自分も東進に入塾しました。

しかしいざ東進に入塾してみると講座のペースは自分次第、高マスをどう進めるかも自分次第で強制力がそこまで強くなかったので、部活が週6日ありしかも高2からは部長を務め、部活がめちゃくちゃ忙しかったことを理由にほとんど東進に行かないザ問題児の生徒になってしまっていました(._.)

しかし!!!!そんな超問題児でもさすがに危機感を覚えたのが高2の1月に受けた同日体験でした。

同日体験を受ける前は、1年間も東進に通ってとりあえず受講は2つくらい終わらせたし、高マスの単語も完全修得はしてないけど18ステージはとりあえずやったし、きっとそれなりに成績も上がっているだろう!(*’▽’)と思っていました。

でも現実はそんなに甘くありませんでした。笑

なんと入塾して初めて受けた模試とほとんど点数が変わっていないどころか、下がっている科目まであったのです。。。。。それもそのはず、受講を受けただけでほとんど復習ができていなかった上に、単語すら完全修得できていなかったのですから。

その日から三田村は人が変わったように毎日部活後は東進に来て2コマ受講し、同日から1か月で単語を全て見直して完全修得にしました。

そんなこんなで熟語や文法も4月までには完全修得して、受講もひと月に60コマペースで進めるようになり、模範的な東進生になりつつあった三田村少年でしたが、部活引退後の6月に受けた模試で再び地獄を見ることになります。

英語が伸びない・・・(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

全然英語が伸びないんです、、、高マス文法まで終わらせたのに、長文の講座も受け終わったのに、毎日東進通って頑張ってるのに、同日から全く点数が変わりませんでした。しかも周りは点数が伸びているので偏差値もどんどん下がっていく一方。当時英語の偏差値が48しかありませんでした。とても早稲田を目指せる偏差値じゃない。。。志望校を下げようか迷いましたが、その前にまずは自分なりに伸びない原因を突き止めることにしました。

すると明確な原因が一つ浮かび上がりました。そう、【単語力】です。

僕は単語を完全修得したあとから、ほとんど復習していなかったため、せっかく覚えた単語も忘れてしまい、文法は分かるのに単語が分からなくて長文が全く読めない、意味が分からない状態になってしまっていたのです!!!

英語が伸びない原因を突き止めた三田村少年はその日から一日2時間単語帳の時間を確保するようにして、とにかく音読したり紙に書いたり例文ごと覚えたり、五感を使って単語を覚えまくりました。

すると自然と長文の内容もすらすらと入ってくるようになり、1か月経つ頃にはセンター試験レベルの長文はほとんど読めるまでに成長していました。このように一度読める感覚がつかめるとそこからは一瞬で、とにかくいろんな長文を解いて音読しまくって、わからない単語や文構造があったらすぐに調べてを繰り返した結果、6月の模試で偏差値48しかなかった英語の成績が、8月の模試では60にまで伸ばすことができたのです!!!(^^)夏休み中に苦手だった英語が一番の得意科目になっていました。

やればやるほど成績が伸びることが楽しくて、学校に朝7時くらいに行って勉強したり、休み時間も単語をやったり、信号待ちの時間やお風呂の時間、ご飯を食べているときでさえ何か勉強して、という風に、とにかく使える時間は全て使って勉強をするようになっていました。そんなこんなで国語や世界史も順調に成績を伸ばし、受験生の12月を迎えるころには模試でも3科目で8割5分くらいとれるようになっていました。

このように順調に成績を伸ばしていた僕でしたが、受験本番はそううまくはいきませんでした。

早稲田が第一志望だった僕はとにかく早稲田の過去問をたくさん解いていたのですが、併願校の明治大学やその他の大学の対策があまりできておらず、早稲田を受けるまでに併願校の不合格が続いていたのです。「大は小を兼ねる」的な発想で、「早稲田に受かる力があれば明治や他の併願校も余裕で受かるだろう」と考えていたので、明治から立て続けに3回不合格通知を受けたときはかなり落ち込み、自信を失ってしまっていました。

そんなメンタル崩壊状態で当時の担当の担任助手に、「正直もう早稲田は無理かもしれないです。浪人かもしれないですごめんなさい」と伝えにいくと、「終わったことは考えるな!残った試験で1点でも多くとれるように残りの時間を使え!」と𠮟られました。

その言葉にハッとさせられ、結果がどうなろうとやり切ったと思って受験を終えられるようにとにかく今はとにかく前だけ向いて頑張ろう。そう考えられるようになりました。

気持ちを前向きにしてもらえた僕はとにかく目の前の問題に全力でぶつかることができ、志望校だった早稲田大学に合格することができました。

そんなこんなでギリギリ早稲田に合格することが出来た僕は、受験生活を振り返ってみて、きっと自分は東進藤沢校に入っていなかったら、受験期に担当の担任助手が前を向かせてくれていなかったら、今頃早稲田どころかどこの大学にも合格していなかったんじゃないかと本気で思いました。そんな東進への恩返しの意味も込めて、自分みたいなどん底にいる生徒にとって、勇気を与えたり、希望を与えてあげられるような存在になりたいと思って、担任助手なりました。

担任助手として大事にしていたこと

4年間でほんとうにたくさんの生徒を担当させてもらいました。僕が生徒指導で意識していたことは【基礎基本の大切さ】と【常に自己分析をすること】です。

どちらも自分自身の経験から大切さに気付くことができたので、担当してきた生徒には必ず伝えてきたことです。

【基礎基本の大切さ】はみんなわかっていながらもやることが多いと色々なことに追われてしまい、後回しになってしまったり、焦って応用に手を出してしまいがちです。しかし盤石な基礎がなければその上に高いビルを建てることができないように、勉強でもどれだけ基礎を固められるかが非常に重要です。自信をもって「僕/私は基礎基本が完璧です!」と言える人以外は、今一度基礎に立ち戻ってみてください。あとから「あの時もっと基礎をやっていれば」と思ってほしくないです!

【常に自己分析をすること】で、目的を持った勉強をすることができます。ただ言われたからやる勉強、与えられたからこなす勉強ではなく、常に自分で足りないものを考え、それに見合った行動をする勉強に変えてみてください。この力はきっと社会に出てからも役立つスキルになると思います。

どちらも言われて見れば当たり前のことだけど、以外とできていない人も多いと思うので、是非いまからでも意識して取り組んでみてほしいです!!!

今後の三田村について

もしかしたら知っている人もいるかもしれませんが、春から金融業界、中でも信託銀行の銀行員として働きます。

信託銀行では、新しい事業や商品を生み出したい企業のサポートを行って、夢の実現をサポートする仕事や、個人のお客さんの資産を管理し、資産運用などでお客さんの子孫の世代まで豊かに暮らすことができるようにサポートする仕事など、他にも様々な仕事を行っています。

自分も信託銀行の行員として、一人でも多くのお客さんの未来を明るくできるように、日々勉強を重ねながら頑張っていきたいなと思っています。

担任助手をする中で得られた知見やスキルなども活かしながら三田村は新天地でも頑張ろうと思うので、このブログを読んでくれている生徒の皆さんも受験勉強がんばってほしいです(^^

藤沢校に遊びに来ることもあると思うので、その時に成長した藤沢校のみんなの姿を見ることができるのを楽しみにしています!

 

長くなりましたが、生徒として約2年間、担任助手として4年間、計6年間、本当にありがとうございました!!!

 

藤沢校担任助手4年 三田村響