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2021年 9月 14日 将来の話について

 

1ご挨拶

これを書いているのは9月5日ですが、最近、とっても寒いですね。夏は暑いので嫌いでしたが、急に寒くなると夏が恋しくなるものです、それはさておき、受験生の皆さんは体調管理には気を付けて下さいね!どれだけ学力をつけたところで、入試当日に体調不良になってしまったら元も子もないですから!ですから、体調管理も一科目だと思って頑張ってくださいね!

さて、今回のテーマは「今頑張っていること」という事らしいので、頑張っている事を書こうとしたのですが、

残念ながら特に頑張っていることもないので、将来の夢について書こうと思います。

将来の夢に悩んでいる人とか、暇な人は読んでみて下さい。

※本当に暇な人は、昔頑張ってることを書いたこちらの記事もご覧ください

 

2就活について

将来のことを書かなければいけないと思った理由は、就活です。

そうなんです、僕は今まさに就活をしているのです。

昨年までは、就活はしないつもりでした。大学院とかにいって、フラフラしていようと思っていたのですが、実際に三年生の夏になってみると、周りのみんなが就活を始めるので、ちょっと焦って就活を始めてしまいました。

で、実際どんなことをしているかと言うと、興味のある業界や企業を探したり、インターンシップの選考にチャレンジしたり、ウェブテストの対策等をしています。

そんなこんなで、最近は自分の将来について考える機会が多いので、今回は自分の将来についてお話ししていこうと思ったのです。

 

 

3ここからが本編!

ということで、ここからは、「僕の将来の話と、大学でしていること」についてお話をしたいと思います。

 

3-1将来の話

早速ですが、皆さんは将来の夢や目標が決まっていますか?

僕は、人生において、夢や目標は、極めて大事だと考えています。

人生や大学受験は“マラソン”だと言われることもありますが、目標や夢といったゴール設定が無ければ、目的地も、ペース配分も何も分からず、いうなれば“遭難”になってしまいます。

しかし、明確ではなくとも、何か将来の自分の理想の姿や、やりたいことを今のうちから考えておくことで、長い受験生括や、人生を、より豊かで実り多いものにできると強く思います!これを期に、ぜひ一度ご自身の将来について考えてみてはどうでしょうか?

いきなり、今回一番伝えたかったことを書いてしまったのですが、そんな僕にも、将来やりたい事があります。

 

3-2僕の将来の夢は…

それは、テレビドラマや、映画

を作ることです

もっというと、エンドロールに僕の名前が載ることです笑

 

3-3無茶であっても無理ではない!

「壮大な夢だな~」、と思われるし、「芸術系の大学出てなくて大丈夫なの?」とか、よく言われますが、映画やドラマ制作には、あの長いエンドロールを見ればわかるように、本当に色々な人が関わります。例えば、プロジェクトの総責任者であるプロデューサー、そして、現場や作品の演出を指揮する監督や、映像、音響、照明などの技術スタッフから、編集や脚本家、更には宣伝プロデュース等、他にも数えきれないような多くの人間が一つの作品に関わっているのです。

なので、確かに壮大な夢かもしれませんが、自分の強みを見つけてそれが活かせるセクションで作品制作にかかわることは、非現実的な話ではありませんし、実際にプロデューサーや監督等、作品の核に携わるような人の出身大学を見ると、早稲田や慶應卒の人もめちゃくちゃ多いことからも、私立文系出身の僕が、作品制作にかかわることは、簡単なことではないですが、無理な話ではないんですね!

 

3-4何でそんなことやりたいの?

では、なぜ、僕が映画やテレビドラマの制作に関わりたいと思ったかというと、あんまり詳しく書けないのですが、短く言えば「作品を通じて、見てくれた誰かを救いたい」と考えたからです。

先ず、自分自身が昔から、中学校で真面目に勉強して内申点を稼いで、進学校に行き、良い大学に進学するのが、正しき道!で、それに前ならえして、皆と同じく高みを目指そう!っていう固定化された理想の生き方みたいなのが「つまんなー」って思っていて、そして、その正解ルートから外れないように努力するのに重圧を感じたり、あるいは自分をダメ人間だと思ってしまう人に何人か会ったことがあり、綺麗ごとかもしれませんが、そういう人達を作品を通じて救いたい!と思ったのがきっかけでした。

そう考えたのが始まりで、そこに趣味であった写真撮影映画・音楽鑑賞、元々何となく興味のあった放送業界に行きたいという夢を合わせて、ドラマや映画製作に携わりたい!という夢を固めました。

 

3-5フィクションに人は救えるか

ここらできっと、みなさんはこんなことを疑問に思うはず。

「ところで、作品でどうやって人を救うの?」「心を病んでいる人と、作品と、なにが関連してるの?」とかとか、、、

 

そもそも、フィクションで人は救えるのでしょうか。結論からいうと可能です。例えば皆さん、サンタさんって信じてましたか?信じてましたよね。アレ、結局ウソだったじゃないですか。でも、ウソってわかっていても、クリスマスにはプレゼントくれるから、それを楽しみに小学校の勉強頑張るといった、ウソがリアルに影響を与えるような経験、有ると思います

更に、ベネッセが行った「小学生が選ぶ!2020年憧れの人」ではトップ10の内7人が『鬼滅の刃』から選ばれています。驚くべきは、2位の「お母さん」を凌ぎ、1位が、主人公の『炭治朗』である点です。こちらの例からは、フィクションが人間に与える影響の大きさを伺い知ることができますよね!

最後に、一番わかりやすい例として、宗教を挙げます。人は死んだら天国に行ったり、極楽浄土に行くか輪廻転生したり、一族の守り神になったりすると言われていますが、本当にホントの話かといわれると、

「うーん・・・」って感じだと思います。それでもピンチの時には、「OMG!ジーザス!」とか「ナンマイダー!」とか、ウソかホントか分からない存在に祈ったり願ったりしますよね。

それで少し心が落ち着いたり、死の恐怖が和らいだり、ってのは経験ある人も多いと思います。

いくつか具体例を上げましたが、このように大人気作品や、それこそ宗教や神話みたいな類は、人間に思いもよらない大きな影響を与えたり、時に救済したり、ってことが実際にあるので、フィクションには人を救う力があると断言して良いと思います。

 

3-6どうやって救うつもりなのか

ココからは、「どうやって」救うつもりなのか、お話ししていきます。

これまで散々、【救う】っていう言葉を使って来て、ちょっと恥ずかしくなってきてしまいました。正直、フィクションには人を救う力はあっても、僕自身には人を救う力なんてないと思います。

なので、僕がここで言う【救う】というのは、“人生を変えてやりたい!”とか“自殺を止めさせたい!”とかそんな大それたものではなくて、“息苦しいリアルの世界からいったん逃げられる場所を提供したい”。それくらいのことです。

それでも、作品世界へのひと時の逃避があるだけで、一旦苦しい現実を離れることで、明日もまた生き抜くための活力になると思いますし、僕もこのようにしてエンタメと共にここまで生きていくことができました。ここまで

作品を一方的に享受するだけだった僕ですが、今後は作品通じて、見てくれた誰かを救いたいと思うのであります。そしてそれが、僕が映画やテレビドラマの制作に携わりたいと思う理由であり、原動力です。

 

4今、こんなことしてます!

僕の将来の夢をここまで長――ク書いてきましたが

ここからは、夢につながると思って、僕が大学で取り組んでいることをお話します。

 

4-1講義・ゼミ

僕の通っている文化構想学部は、世界の芸術活動を広く学ぶことのできる学部ですが、その中でも特に、映画、映像、演劇といったような視覚芸術や舞台芸術は特に多く扱われます。なので、僕は学部の選択講義で演劇や映画の授業をたくさん取り、自分が作品制作にかかわる上で必ず役に立つ知識や考え方等を取り入れています。

また、僕の学部では3年生の春からゼミに配属されるのですが、僕はテレビドラマや映画の作品分析を行うゼミに入りました。学部の中でトップクラスに人気の高かったゼミで、成績や取得していた講義を選考に考慮されるため、それまでの勉強はめちゃめちゃ頑張りました汗

そのゼミでは、実際に作品制作をしたり、第一線で活躍する脚本家をお招きして、貴重な話を伺うことができるので、夢をかなえるために絶好のゼミだと思います。

ゼミは、今年の4月から始まっていて、前期は是枝監督の『海街diary』をはじめとする、映画やドラマ・小説等を取り扱いました。

作品分析という行為は、これもまた想像以上に骨の折れる作業ですし、周りの人からは「無駄な深堀り」と言われることも多いですが、作品を新たな評価軸で見つめ直し、社会に新しい価値を提供することができる営みであり、将来、エンタメの力をエンハンスメントしていく際に活かすことができると信じて、日々頑張っています。

また、ゼミのメンバーが皆非常に優秀で、ついていくのが大変なので、知識では負けないようにしようと思い、日々多くの作品を鑑賞するようにしています

 

4-2サークル

僕は現在、早稲田大学放送研究会というサークルで活動しています。

放送研究会のおもな活動内容は、他団体の公演の裏方や演出オペレーションを行う、というもので(地味ですね!)、たまに自分たちでイベントを企画したり、早稲田祭の裏方もやったりします。

その中でも、僕はミュージカルの音響を主に担当しています。

この活動が直接、将来の夢につながるとは思っていないですが、それでも、ミュージカルの舞台監督さんや演出を担当される方と関わりながら、一緒に仕事をすることで、演者の気持ちや舞台監督や演出の情熱を感じ取ることができ、この経験は、なかなかできない貴重なものであり、僕の将来を豊かにする価値ある経験だと信じて、活動に取り組んでいます。

 

5これだけ伝えたくてこんなに長く書いた(´;ω;`)

とても長くなりましたが、これで終わりです。

ここまで長く語りたかった理由は、受験生の皆さんにも、将来の夢を持ち、それに向かって色々な活動にチャレンジしてほしいと思ったからです。

受験生という長いマラソンを走り抜くためにも、ゴールを早いうちから見据え、それに向かって努力をしてください!受験生としての一年間に自分を見つめ、様々なことを考える経験は、必ず将来を豊かにします。

後悔の無いように、頑張っていきましょう!