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2021年 8月 25日 共テの数学が解き終わらない?


こんにちは!2年担任助手の菊地原です。

最近共通テストが解き終わらないんですとよく耳にします。

「模試は終わったけど、このまま勉強してても解き終わるようになるのか?」と不安に感じている人も多いんじゃないでしょうか。

なんで解き終わらないのか原因を探っていきましょう!

 

原因その① 問題が解けていない

君は共通テストの問題を本当に解けてますか?

そもそも、数学において問題が解けるとは

問題を読んで、自分の中でその解法が思いつき、その解法の計算をする

という一連の流れを追えることです。

今まで、ただただ空いている穴に数字を埋めることで点数を取ってませんでしたか?

それじゃあ問題を解いてることになりません。

これに関しては、問題が誘導がなくても解けるのか確かめてみてください

例えばこれは2014年のセンター試験の微積分の問題の誘導を消したものです。

解けますか?

答えは自分で調べて欲しいですけど、そんなに簡単には感じないんじゃないですか?

ちゃんと問題を解けるようにしましょう!

 

原因その② 問題を解くための選択肢が少ない

これは誘導がなくても問題は解けるのに、誘導には乗れない人のことです

この人は恐らく、誘導が何をしたいのか理解出来ていないんだと思います。

これは簡単な例ですけど、二次関数と直線の2交点の距離を求めるときに普通にⅩ座標とy座標の差から求める方法と解と係数の関係から求める方法などなどがあると思いますが一つしか解法を知らないと、最初は何言ってるか分かりませんよね?

これに関しては問題を解いた後に解答の流れを全部追う癖を付けましょう!

そうするだけでだいぶ変わる気がします。

 

原因その③ 計算のスピードが圧倒的に遅い

これは共通テストの誘導に乗ることに全くのラグがなく計算に取り掛かっているのに、全く終わる気配がしない人のことです。

これに関しては暗算の練習をして下さい。

これは簡単かもしれませんが、微分をしようと思ったときに、元の式を見れば微分した形がスラスラ書けるようにしましょう。

他にも、積分や組み合わせの計算、成分が明らかになっているベクトルの内積などの簡単な計算は紙に書かずとも計算できるようにしておきましょう。

それってあんまり変わらなくね?と思っているかもしれませんが、全然違います。

これは例ですが、トランプ元大統領の似顔絵を描くまでのタイムを計ってみてください。

次に、今日のお昼ご飯何を食べるか考えながら、トランプ元大統領の似顔絵を書いたタイムを計ってみてください。

きっと全然違うはずです。

つまり、紙に何かを全速力で書いている時間は頭を存分に回転させることはできないし、頭を全速力で回転させている時間は紙に何かを全力で書くことはできません。

考える速度と、紙に書く速度のどちらが早いかは考えなくても分かりますよね。

しかも暗算が出来れば計算スペースの心配もいりませんよね。良い事尽くし!!!!

 

 

 

こんな感じで原因は人それぞれだと思います。

自分に当てはまるものがあったら参考にしてみてください!

2年担任助手菊地原