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2020年 11月 24日 スペイン語の魅力

こんにちは!上智大学外国語学部一年の小山侑姫です!

今回は大学に入ってほとんどの人が必修になってくる第二外国語について、特にわたしが学んでいるスペイン語のおすすめポイントについてお話ししようと思います。

 

余談ですが、上智大学の外国語学部は英語学科以外は第一外国語がその学科の言語、第二外国語が英語という扱いになります。第三外国語以降を取るかは自由となっています。私の場合フランス語学科なので、第一外国語がフランス語、第二外国語が英語、第三外国語がスペイン語です。(英語学科は他の学部と同様に第二外国語が必修になってきます)

私はもともと将来空港で働くことが夢だったので、大学では英語に限らず出来るだけ多くの言語を習得したいと考えていたため第三外国語を取ろうと思いました。後々、余裕があれば他の言語も取りたいとおもっています!

 

さて、本題のスペイン語のおすすめポイントです?♬♪

 

①話者数の多さ

まずスペイン語を学ぶメリットとして、話す人口の多さがよく挙げられます。スペイン語は21の国と地域で公用語として使われており、主に南アメリカで広く使われている言語です。

そしてこちらは世界で最も話者数の多い母語ランキングです。

【順位:言語名   話者数】

1位:中国語      13億1,100万人

2位:スペイン語    4億6,000万人

3位:英語       3億7,900万人

(出典:statista「 The World’s Most Spoken Language」)

なんとスペイン語を母語としている人数では英語を抜いて2位!またインターネット上の使用されている言語ランキングでも英語、中国語、スペイン語に次ぐ第三位となっています。

また外務省のHPにはこのようなことが書いてあります↓

 

“中南米は、5億6千万人の大きな市場、豊富な天然資源、優秀な人材、活力ある日系人社会を有しており、また、同地域では地域統合、自由貿易協定の締結が進展し、経済の更なる発展が期待されています。このようなことから、日本と中南米諸国は今後更に重要な貿易・投資のパートナーとなる可能性を十分有しており、特に、日本にとっては資源、エネルギー、食糧の供給源としても重要です。
 また、中南米地域には経済規模で世界のトップテン・クラスに入るメキシコやブラジルを始めとして、国際社会で大きな発言力を有している国もあり、グローバル化の中でこうした国々と様々な問題について協力することがますます大切になってきています。また、それ以外の国々も各種国際・地域機関のメンバーとして協調して国際的な問題に対処することで、国際的な発言力、影響力を高めつつあります。そうした中で、国連改革や捕鯨の問題に見られるように、日本に好意的な立場を取っている国がカリブ海の小島嶼国をはじめ多くあります。
 したがって、日本としては今後も貿易投資のパートナーとして、また、国際社会の諸課題に対処するパートナーとして、中南米諸国との関係を重視し、二国間、多国間対話を積極的に推進していく必要があります”

 

このように中南米は今後のビジネス展開が期待されている地域となっているため、就活の際に商社・旅行・航空業界や翻訳・通訳業で「スペイン語話せます!」がとても高く評価されるようです。これから先、英語を話せることは当たり前となり「英語+α」が求められてきます。そこにスペイン語は最適と言えるのではないでしょうか。

 

②簡単さ

これは私が実際に英語・フランス語・スペイン語を学んでいて体感したことなのですが、スペイン語はとにかく発音が簡単です!

基本的にローマ字読みなので特に覚えることもなく、日本人にとって発音しやすい言語ともいわれています。逆に聞き取りもしやすいと思います。

そして、文法事項も意外と緩いです(笑)例えば主語の位置が決まっていないのでどこにおいてもよかったり、主語によって動詞の活用が変わるので(これはフランス語も同じ)逆に動詞を見れば主語が分かります。そのため基本的に主語を付けなくても大丈夫です。

少し複雑なのは名詞が男性名詞と女性名詞に分かれている点です。この概念は日本人とって馴染みが無いものなので違和感を感じると思いますが、ヨーロッパで使われる言語にはよくみられるので、ここでマスターすると他の言語もすんなりと理解することが出来ると思います。

 

それに比べるとフランス語はほんっとうに読み方が難しいです?フランス語をはじめて半年以上経ちましたがいまだに読み方が分からなかったり間違いを指摘されることがよくあります。また動詞の活用もとても難しく複雑です。名詞の性別に関しても、スペイン語の法則の方が分かりやすいと思います。そのため個人的にあまりフランス語を第二外国語として取ることはオススメしません、、(^^;

 

③そもそもスペインが素敵

私がスペイン語をやろうと思ったほとんどの理由がこれです(笑)

個人的にスペイン人の陽気な性格だったり、町並みにとっても魅力を感じます!✨

皆さんも是非一度は訪れてみて欲しいです^^

 

 

以上のような理由から第二外国語としてスペイン語を学ぶことをおススメします!個人的に大推しです(*^-^*)

もちろん他の言語も沢山魅力やメリットがあると思うので先輩とかから話を聞けると良いと思います!

 

~おまけ~

ずっとスペイン語の魅力を語ったのですが、フランス語学科として一応フランス語についても簡単にお話しするので、時間がある方は是非読んでください(^^;

①国際機関で使われる

オリンピックの公用語としてフランス語が掲げられたり、国際連合だけでなくWHO(世界保健機関)やWTO(世界貿易機関)などでもフランス語がつかわれています。そのため、将来国際機関で働きたいと思っている人にとっては必須かも??

②ビジネスチャンスも!!

フランス語は植民地時代の名残でアフリカで多く話されている言語です。そして、アフリカは近年経済発展が目覚ましく、2050年には関亜人口の30%の人たちの大きな市場になるともいわれています。また、労働人口の急伸、技術革新の潜在性の高さ、資源の豊富さから日本でもアフリカビジネスに参入する企業がどんどん増えています!

③日常でよく見かける

フランス語をはじめて一番感じたことは、「一番身近な言語だな~」ということです。例えば普段街を歩いていて見かける洋服屋さんの名前で、プチプラなお店~有名な高級店のお店に至るまで名前がフランス語だったんだと知ることが多かったり、エクレアなどのお菓子の名前の多くがフランス語から取られているのを知るととても面白いです^^そう考えると意外と英語よりも身近で知らず知らずのうちに自分も使っている人が多いと思います。そして何と言っても話せるとオシャレ!!ぜひフランス語をしゃべれるようになってシャンゼリゼ通りを歩いてみて下さい!

 

藤沢校担任助手1年 小山 侑姫