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2016年 11月 16日 英語のコラム インターネット&IT
こんにちは!
秋学期の授業に数学を使うものが5コマもあって大変苦戦しております。飯原です。
改めて高校生までの数学はとても大切だということを実感しています。
理系の人は特に数学の勉強を怠らずに毎日頑張りましょうね。
今回は英語のコラム、インターネットやIT技術についてお話します。
近年、大学の入試問題にはさまざまな観点からインターネットの話題が出ています。
インターネットに無限にあふれる情報をどのように処理していくのかについて、インターネット使用における読書量の変化についてなど、新たな時代に向けて色々考える英文が多数見受けられます。
今回は、特に今年度の入試の話題に出そうなものとして、最先端の技術「AI」「AR」「VR」「IoT」を見ていきましょう。
「AI」:人工知能(Artificial Intelligence)のこと。この後詳しく述べます。
「AR」:拡張現実(Augmented Reality)のこと。コンピュータによって拡張された現実環境自体を指します。ポケモンGOを周りの景色と同化させて遊ぶのもこれに含まれます。リオオリンピックの閉会式で日本が行ったパフォーマンスの中にも拡張現実を取り入れたものがありましたね。
「VR」:仮想現実(Virtual Reality)のこと。ゲームによく用いられています。最近では、地上200Mのビルの上を歩く体験ができたり、エベレストを登る体験ができたりします。現実にはその場所に行くわけではないのですが、まるでその場そのままを体験することができます。
「IoT」:モノのインターネット化(Internet of Things)のこと。インターネットにつながる媒体を様々なモノに搭載していくことです。エレベータに振動を感知するセンサーをつけ、それをインターネットにつなげることによって、遠くにいながらもエレベータの故障を予測し、すぐに対応して未然に防ぐことができます。
これらの4つはIT技術の最先端を走るものです。2016年最初に世界を震撼させたのはこのうちの「AI」です。
このようなニュースを聞いた覚えはありませんか?「AlphaGoが世界TOP棋士を破る」と。
実はこれは世界がひっくり返るような大きな出来事だったのです。
囲碁はゲームの中で予想される手の数が多く、最も複雑なゲームをされていて、人工知能は到底人間に及ばないだろうと思われてきました。
ですが、人工知能に「深層学習(Deep learning)」という考え方をさせるようになったところ、こうして人間に勝利するまでに至ったのです。
人工知能にまつわる論議はたくさん行われています。2045年には人工知能は人間を完全に越えるとされ、わたしたちはのんびりその時を待っている場合ではなくなってきました。
もちろん人工知能には便利で画期的な面もあります。一方で、問題も山積みです。わたしたちは人工知能について正しい理解を持ち、色々な議論をしていく必要があります。
もし興味があればもっと詳しく調べてみてください。今年の入試におそらく出るのではないかと予想してお話ししますが、知っていて損はない話題なので少しでも興味を持っていただければ幸いです。
東進ハイスクール藤沢校 担任助手 飯原 絵美