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2013年 7月 20日 大学の授業紹介~法学部編~
夏の空は青く晴れ渡り、夕方の雨も夏の訪れを告げています。
“受験の天王山“である夏休みの裾野に立つこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
本日は私の通う一橋大学法学部での授業を紹介したいと思います。
①法学科目
やはり法学部といったら「六法全書」と思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
そんな六法全書をフル活用する授業が法学科目の授業です。憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法といった六法の授業は法学部に通う人のほとんどがとることになると思います。各授業はさらに細かい分野に分かれ、すべてを専門的に履修することはかなりハードになっています。そのため、重点的に履修する分野を決めている人が多いです。
②国際科目
現代の国際社会が抱えている問題や国際安全保障についての授業です。外交官やジャーナリスト志望の人が多く履修している他、教養を身に付けるために履修する人も多くいます。講師がドイツ人であったり、マーシャル諸島人であったりなど外国人による授業が多いのもこの授業の特徴です。
③法哲学・政治哲学科目
”法とは何か”という問い、”政治とは何か”という問いについて突き詰めていく分野です。難解な主義主張が多く、扱いにくい分野ではありますが、自ら研究したいという方には向いた分野でもあると思います。
④古法
古代ローマやワイマール共和国など世界史に出てくるような国の法律を研究する分野です。歴史専攻に近い分野でもあるので、世界史好きにはたまらないかもしれません。
学校によって異なりますが法学部ではこのような科目をとることが出来ます。自分の好きなことができる、やりたいことが出来る学部というのを念頭に進路を考えてみてもいいと思います。
ところで、本日は夏休み前の決起会が行われました。皆さん、真剣に話を聞いていて、夏休みに向けての気合が感じられました。明日から勝負の夏が始まります。勉強に一心に情熱をつぎ込む方々も、行事や部活と勉強を両立させ充実した夏を過ごす方々も、計画をしっかりたて、後悔のないように過ごしてください。