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2016年 9月 25日 受験校の決め方~受験スケジュールを見ながら~
こんにちは!今日は、ここ1週間と比べて、とてもきれいに晴れましたね。久しぶりの天気に、気分も晴れやかになる人もいれば、暑さが戻ってきてうんざりしている人もいるでしょう。わたしはどちらかといえば後者で、朝から少し疲れています。それでも、晴れ晴れした天気に負けないよう頑張っています!
さて今日は、受験校の決め方についてのお話しをしたいと思います。
受験生のみなさんは、もう第1志望校は定まっているかと思います。ですが、その他の併願校については具体的に決まっていますか?ここでは、その併願校の決め方についてお話しするとともに受験スケジュールをどのように立てていくかを一緒に見ていきましょう!
まずおおまかな方針を決めます。「大学名」または「学部」のどちらを優先させるかを決めるのです。
例えば、早稲田大学に何が何でも行ってやる、と考えている人は「大学名」を優先させ、商学部でやりたいことやるんだ、と考えている人は「学部」を優先させることになります。
実際には、このどちらも考慮して受験校を考えるのですが、この2つのどちらに重きをおくかによって、何を基準に決めるかが変わります。
「大学名」を優先させる方は、まず初めに自分の第1志望校・行きたい大学の受験日程をすべて調べます。そこから自分が学習している教科で受けられる学部を探して、実際にスケジュールを立てて調整します。
「学部」を優先させる方は、最初に、どの大学が志望する学部を有しているのかを調べます。そこから大学のレベルと受験日程を書き出し、スケジュールを組み立ててまんべんなく受験できるように調整します。
ここで、この2つの方針に共通して言えることは
① 試験は最長でも3日連続まで。
② レベルの低いところから順に受けられるように調整する。
実際に受験の壁を乗り越えてきた藤沢校の担任助手のみなさんに話を聞くと、試験は3日連続が限界とのこと。試験で疲れる上、普段学校に行くよりも移動に時間がかかるため余計に疲労度が増してしまうのです。移動時間が通勤ラッシュと重なるので大変です。また、この時期はインフルエンザも風邪も流行ります。こういったマイナス要因を少しでも減らすべく疲れない日程を組んで、受験しましょう!
また、レベルの低い大学から順に受けると、本番までに試験場でどうすれば緊張せずに済むのか、昼ご飯はどのくらいの量を食べればいいのか、休み時間はどのように気を紛らわすのかなど様々な対策をすることができます。文系の試験会場は女子トイレが混んでいたり、理系の試験会場は男子トイレが混んでいたりと普段の模試以上に思い通りにいかないこともたくさんあります。たとえその大学に行く気がなくとも、経験を積むために受験する大学も必要になってきます。
長々と書きましたが、自分の優先すべき点を明らかにし、受験スケジュールを実際に考えることによって受験校が決まります。
時間がかかる作業なので、今から少し考え始めてみてください。みなさんそれぞれが全力で成果を出し切れるように心からお祈りしております。
東進ハイスクール藤沢校 担任助手 飯原