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2023年 2月 28日 受験生のみなさんへ

安達です。

人生の節目にさしかかるこの時期に、あえて厳しい言葉のみで綴ります。

今年一年間を受験生として過ごした高校3年生の皆さん、一年間、人によってはそれ以上かそれ以下の間本当にお疲れさまでした。

さて、今年の一年を皆さんが振り返った時に、どのような評価を自身にできるでしょうか。

担当した生徒にも100点満点で聞いてはみましたが、ここで高い点数を付けられる人は殆どいませんでした。比較的穏やかで、自信過剰なタイプではない子たちが多かったということもあります。しかし、性格による点数の揺れはせいぜい10点に収まるのではないでしょうか。それを考慮しても70点を超える子は一人もいませんでした。

私の目から見れば彼らが努力をしていたことは紛れもない事実ですが、残酷にも客観的に頑張りを比較できることも事実です。人によって努力の天井は異なっていたように思います。

追い打ちをかけるようではありますが、さらに言えば努力を努力と思ううちはそれはまだ真の努力ではありません。私自身もこの言葉を心から吞み込めているわけではないため、偉そうなことは言えませんが。

 

高2以下の皆さんへ

やはり今年藤沢校で頑張った先輩たちの合否を見ると、並の努力で受かるほど大学受験は甘くありません。というか並々ならではの努力をしていても第一志望に受かる人はごく一部です。今のままで本当に受験終了後に笑えるでしょうか。

また、地頭という言葉が嫌いではありますが、人によって理解にかかる時間に差異があることは事実のようです。

自身を天才だと思わない全ての皆さん、覚悟を決めてください。

 

ただ、希望を持つなと言っているわけでは全くありません。むしろ、いつも成功のビジョンを思い浮かべるという思考は勧めます。

皆さんには少なくとも一年間の努力の限界に挑戦できるチャンスがあります。一年の余裕があるのではありません、猶予があります。

 

忘れられない高校3年生のエピソードを紹介します。合否が出る前の時点でやりきった、後悔はないと言い切る人がいました。

そしてその顔は爽快感に溢れていました。受験期の必死な表情がすぐに思い浮かぶため、脳裏を離れません。

 

新旧受験生の皆さんの次年度の努力と、それができる環境を祈ります。頑張ってください。私も頑張ります。

 

安達